カナダ・カルガリーでの不動産購入と投資

カナダ・アルバータ州にて認可を享けた日本人経営の不動産会社の日本人リアルターが日本語でのサービスを提供いたします。

カルガリー近郊とバンフ・キャンモア

不動産売買・投資・物件テナント管理等
包括的なサービスを提供致します。

Connecting Japan to Canada

経験豊富な日本人リアルターが自信をもって日本語でお応えします。

J CAPITAL REATLYは2015年1月アルバータ州で初となる日本人が経営する唯一の不動産仲介会社として認可を享け、総合不動産サービスと不動産投資プラットフォームを日本の皆様にお届けします。

”J”と”C”がくっついた弊社のロゴには日本の皆様にカナダの不動産をご紹介したい、カナダをより身近に感じられるようなプログラムとして安心して投資を任せられるサービスを提供したいという願いが込められています。

日本とカナダの懸け橋となれることを願いつつ、皆様のお役に立てる日を心待ちにしております。

不動産ブログ

2017年1月 カルガリー不動産市況

カルガリー不動産協会によると一月のカルガリー不動産市場は4か月連続で在庫が減少し月末在庫が4,112戸、前年同月比で18パーセントの減少となりました。 CREBチーフエコノミストAnn-Marie Lurieは在庫の減少により需給バランスに改善がみられるものの、忘れてはいけないこととして比較対象としている昨年度の不動産市況は過去の最も低調であった年の一つであり、ここ数か月の大きな改善への変化にかかわらず本格的な改善はまだまだ時間のかかるスローなプロセスになるとコメントを残しています。 全販売戸数では前年同月比24パーセント増、しかしながら10年平均値比ではまだ21パーセント及ばず、あくまでも前年比でのことです。 不動産スタイル別では戸建て物件が好調で需給バランスの整った市場の目安である在庫対販売比率が3.2か月分となっています。 カルガリー不動産市場全体のベンチマークプライスは$437,400で前月比0.16パーセント減、前年同月比では2.82パーセント減。直近の高値であった2014年との比較では戸建て物件で4.9パーセント減、アパートメントスタイルのコンドミニアムでは11.5パーセント減となっています。...

2017年1月 カルガリー不動産市況

カルガリー不動産協会によると一月のカルガリー不動産市場は4か月連続で在庫が減少し月末在庫が4,112戸、前年同月比で18パーセントの減少となりました。 CREBチーフエコノミストAnn-Marie Lurieは在庫の減少により需給バランスに改善がみられるものの、忘れてはいけないこととして比較対象としている昨年度の不動産市況は過去の最も低調であった年の一つであり、ここ数か月の大きな改善への変化にかかわらず本格的な改善はまだまだ時間のかかるスローなプロセスになるとコメントを残しています。 全販売戸数では前年同月比24パーセント増、しかしながら10年平均値比ではまだ21パーセント及ばず、あくまでも前年比でのことです。 不動産スタイル別では戸建て物件が好調で需給バランスの整った市場の目安である在庫対販売比率が3.2か月分となっています。 カルガリー不動産市場全体のベンチマークプライスは$437,400で前月比0.16パーセント減、前年同月比では2.82パーセント減。直近の高値であった2014年との比較では戸建て物件で4.9パーセント減、アパートメントスタイルのコンドミニアムでは11.5パーセント減となっています。...

2016年9月 カルガリー不動産市況

 二年に渡る原油価格低迷のあおりを受けていたカルガリー不動産市場に変化の兆しが見えてきたかもしれない。10月3日付けのCalgary Real Estate Board(CREB)発表の9月不動産統計には戸建て住宅部門でのちょっとしたニュースが取り上げられています。 全体としては戸建て部門を含め特にアパートメントスタイルの集合住宅において前年同月比で不動産価格が下落しているものの、実需のある40万ドル~50万ドル位を中心とした戸建て物件は地域によっては買い手がすぐに見つかるケースもちらほらと見受けられます。戸建て部門の販売件数が前年比でプラスに転じたことは少なからず戸建て住宅部門が安定してきたことを示すでしょう。 在庫 前年比・前月比といたパーセンテージを使った話をすると長く低迷していたカルガリー不動産市場にとっては朗報となりますが、ここで特筆したいのは販売件数自体は実はたいした伸びではないということです。昨年9月の戸建て販売数が市全体で906件だったものが945件に増えただけですから。むしろ今回戸建て物件が安定しているのはこの経済情勢のなかで思いのほか売りが出ていないことに注目すべきでしょう。2016年年初から9月末までの統計比較では今年の新規戸建て売り物件総数は過去10年で最低であるといえばわかりやすいかもしれませんね。新築物件の生産調整が少なからず影響しているとはいえ失業率の増加がまだ止まりそうにない現状からするとカルガリーのホームオーナーはよく耐えているといえるでしょうね。...

2016年9月 カルガリー不動産市況

 二年に渡る原油価格低迷のあおりを受けていたカルガリー不動産市場に変化の兆しが見えてきたかもしれない。10月3日付けのCalgary Real Estate Board(CREB)発表の9月不動産統計には戸建て住宅部門でのちょっとしたニュースが取り上げられています。 全体としては戸建て部門を含め特にアパートメントスタイルの集合住宅において前年同月比で不動産価格が下落しているものの、実需のある40万ドル~50万ドル位を中心とした戸建て物件は地域によっては買い手がすぐに見つかるケースもちらほらと見受けられます。戸建て部門の販売件数が前年比でプラスに転じたことは少なからず戸建て住宅部門が安定してきたことを示すでしょう。 在庫 前年比・前月比といたパーセンテージを使った話をすると長く低迷していたカルガリー不動産市場にとっては朗報となりますが、ここで特筆したいのは販売件数自体は実はたいした伸びではないということです。昨年9月の戸建て販売数が市全体で906件だったものが945件に増えただけですから。むしろ今回戸建て物件が安定しているのはこの経済情勢のなかで思いのほか売りが出ていないことに注目すべきでしょう。2016年年初から9月末までの統計比較では今年の新規戸建て売り物件総数は過去10年で最低であるといえばわかりやすいかもしれませんね。新築物件の生産調整が少なからず影響しているとはいえ失業率の増加がまだ止まりそうにない現状からするとカルガリーのホームオーナーはよく耐えているといえるでしょうね。...

2016年11月 カルガリー不動産市況

11月のカルガリー不動産市場は、10月に施行されたCMHCによる新しいモーゲージルールの駆け込み需要の反動をうけ全体の販売数で1227戸、パーセンテージでは3%減となりました。 戸建て物件のベンチマークプライスが2014年以来となる$500,000を下回ることとなりましたが集合住宅部門に比べ底堅いといったところでしょう。年初来11月末日までの比較統計では前年に比べ80万ドル以上の物件が軒並み好調を示しましたが(リンクの統計10ページ下部参照)これは過去2年間の下落幅の大きかった価格帯に値ごろ感があると見込んだ買いが入ったのが原因と思われます。 アパートメントスタイルの集合住宅部門は売り在庫が増え供給過多の傾向が一層強まった感がありしばらくは調整に時間がかかると思われます。(統計12~13ページ参照) November_2016_Monthly_Housing_Statistics...

2016年11月 カルガリー不動産市況

11月のカルガリー不動産市場は、10月に施行されたCMHCによる新しいモーゲージルールの駆け込み需要の反動をうけ全体の販売数で1227戸、パーセンテージでは3%減となりました。 戸建て物件のベンチマークプライスが2014年以来となる$500,000を下回ることとなりましたが集合住宅部門に比べ底堅いといったところでしょう。年初来11月末日までの比較統計では前年に比べ80万ドル以上の物件が軒並み好調を示しましたが(リンクの統計10ページ下部参照)これは過去2年間の下落幅の大きかった価格帯に値ごろ感があると見込んだ買いが入ったのが原因と思われます。 アパートメントスタイルの集合住宅部門は売り在庫が増え供給過多の傾向が一層強まった感がありしばらくは調整に時間がかかると思われます。(統計12~13ページ参照) November_2016_Monthly_Housing_Statistics...

12月バンクーバー不動産市場前年比約40%ダウン...

Real Estate Board of Greater Vancouver(バンクーバー不動産協会)によると、バンクーバーエリアの不動産市場は前年同月比で2016年12月は平均不動産価格こそ17.8%もの上昇を記録し$897,600となったものの、不動産販売量の点では39.4%もの減少を記録しました。 部門別では戸建て物件での販売減が52.4%と突出しています。平均戸建て価格は$1,483,500で前月11月より1.8%のスローダウンでした。 全ての部門での月末売り在庫数は前年同月比で5.3%増と増えたものの12月に新規に売りだされた物件数は35.1%減となっていて積極的な売りの圧力は見られていません。 もっと解説―Broker’s VIEW  ...

12月バンクーバー不動産市場前年比約40%ダウン...

Real Estate Board of Greater Vancouver(バンクーバー不動産協会)によると、バンクーバーエリアの不動産市場は前年同月比で2016年12月は平均不動産価格こそ17.8%もの上昇を記録し$897,600となったものの、不動産販売量の点では39.4%もの減少を記録しました。 部門別では戸建て物件での販売減が52.4%と突出しています。平均戸建て価格は$1,483,500で前月11月より1.8%のスローダウンでした。 全ての部門での月末売り在庫数は前年同月比で5.3%増と増えたものの12月に新規に売りだされた物件数は35.1%減となっていて積極的な売りの圧力は見られていません。 もっと解説―Broker’s VIEW  ...

12月カルガリー不動産市況

2017年12月のカルガリー不動産市場は全ての住宅タイプにおいて販売(需要)が改善し2か月連続で長期的な平均に達したものの、同時に新規売り出し物件(供給)も典型的な12月のレベルに増えたため、結果として市全体のベンチマークプライスは5か月連続で下がりました。 戸建て市場は2017年上半期は販売が好調で価格上昇となりましたが、価格の上昇は売り出す好機と判断され売り物件が増えたことにより上昇が抑えられることとなりました。結果として2017年通年の戸建てベンチマークプライスは$504,867となり、前年比で0.63%の上昇に落ち着きました。 タウンハウスや2世帯住宅スタイルの物件も年初から第三四半期まで同様に価格上昇がみられましたが、第四四半期には増加する売り物件の影響もあり、2017年通年のベンチマークプライスは$332,325となり、前年比ではマイナス0.13%の微減に落ちつくこととなりました。 アパートメントスタイルの集合住宅に関しては、引き続く供給過多が新築・中古市場共に重しとなり前年比で4%の下落となり、2015年からのリセッションからは12%の下落となっています。 多くの経済指標が改善する中で、2017年カルガリー不動産市場は第四四半期を強い販売の増加で終えましたが、同時に景気の回復を待ちわびていた売り物件が増加する両側面を持つ年となりました。...