カナダ・カルガリーでの不動産購入と投資

カナダ・アルバータ州にて認可を享けた日本人経営の不動産会社の日本人リアルターが日本語でのサービスを提供いたします。

カルガリー近郊とバンフ・キャンモア

不動産売買・投資・物件テナント管理等
包括的なサービスを提供致します。

Connecting Japan to Canada

経験豊富な日本人リアルターが自信をもって日本語でお応えします。

J CAPITAL REATLYは2015年1月アルバータ州で初となる日本人が経営する唯一の不動産仲介会社として認可を享け、総合不動産サービスと不動産投資プラットフォームを日本の皆様にお届けします。

”J”と”C”がくっついた弊社のロゴには日本の皆様にカナダの不動産をご紹介したい、カナダをより身近に感じられるようなプログラムとして安心して投資を任せられるサービスを提供したいという願いが込められています。

日本とカナダの懸け橋となれることを願いつつ、皆様のお役に立てる日を心待ちにしております。

不動産ブログ

2017年カルガリー不動産市場 – 市場動向シミュレーションと考察

長引くオイル不況もここにきて僅かながらにカルガリーの失業率が10%の大台を下回るニュースを聞くにいたりました。経済全般の回復にはまだまだ長いスローな回復過程があることと思いますが、年明けからのカルガリー不動産市場・戸建て物件部門に関しては特定の価格帯や地域等を慎重に見極める必要があるものの改善が見られます。 2017年度の不動産戸建て市場は年初から夏場にかけて需給バランスの逆転が起こり、主要価格・主要エリアの物件を筆頭に価格面で改善が期待されるものとみられます。 続きを読む...

2017年8月 カルガリー不動産市況

8月のカルガリー不動産市場は前年同月比で販売数に改善がみられるものの、新規売り物件の増加により売り在庫数が前年比16%増の6,624戸となりました。 CREBチーフエコノミストAnn-Marie Lurieによると「就業率の改善が販売に寄与しているものの、直近の新規売り物件の増加分を相殺するには十分ではなく、結果として在庫量の積み増しにつながっている」とのことです。 8月のベンチマークプライスは前月比で0.3%下がり$442,300となったものの、前年同月比ではおよそ1%の改善となりました。 住宅のスタイル別販売動静は戸建て部門では地域毎に異なり、NW,West, SEエリアはいずれも在庫数が3か月分を下回り、特にWestエリアでは品薄感がベンチマークプライスの大幅改善、前年比で5.48%上昇につながっています。 対照的にアパートメントスタイルの集合住宅は在庫数が7か月分を上回り多くのエリアでベンチマークプライスが前年同月比で下落していて改善には今しばらく時間を要するものと思われます。 就業率の改善は主にエネルギー産業の外で起きており、本格的な不動産市場の改善には広範囲での経済指標改善が必要が求められます。...

2017年8月 カルガリー不動産市況

8月のカルガリー不動産市場は前年同月比で販売数に改善がみられるものの、新規売り物件の増加により売り在庫数が前年比16%増の6,624戸となりました。 CREBチーフエコノミストAnn-Marie Lurieによると「就業率の改善が販売に寄与しているものの、直近の新規売り物件の増加分を相殺するには十分ではなく、結果として在庫量の積み増しにつながっている」とのことです。 8月のベンチマークプライスは前月比で0.3%下がり$442,300となったものの、前年同月比ではおよそ1%の改善となりました。 住宅のスタイル別販売動静は戸建て部門では地域毎に異なり、NW,West, SEエリアはいずれも在庫数が3か月分を下回り、特にWestエリアでは品薄感がベンチマークプライスの大幅改善、前年比で5.48%上昇につながっています。 対照的にアパートメントスタイルの集合住宅は在庫数が7か月分を上回り多くのエリアでベンチマークプライスが前年同月比で下落していて改善には今しばらく時間を要するものと思われます。 就業率の改善は主にエネルギー産業の外で起きており、本格的な不動産市場の改善には広範囲での経済指標改善が必要が求められます。...

2017年7月 カルガリー不動産市況

7月のカルガリー不動産統計によると、今年前半のカルガリー不動産市場全体では販売が回復したものの、7月は前年比で6%スローダウンしたとの事です。ちなみに1月から7月末までの前年同期比では9%の増加。 CREBプレジデントのDavid Brown氏によると今年はこれまでの販売数は予想を上回っていたものの、本格的な回復には尚時間を要すると述べています。 直近の販売減は増加する新規売り物件(需要)や住宅ローン融資基準の引き締めが、和らぐ需要と相重なり回復を遅らせるであろうとも述べています。   Broker’s Note 6月ころからの新規売り物件(供給)の増加は予想を上回るもので、また年初に比べ低迷している油価の影響かバイヤー(需要)が慎重になりつつあるようで、カルガリー不動産市場全体の減速につながっているようです。 スタイル別では新築供給の止まないアパートメントスタイルの苦戦がめだつ一方、戸建てやAttached部門は比較的堅調であり、また市内ではエリア別に明暗が分かれています。 カルガリー不動産市場全体の前年同月比ベンチマークプライスは1.58%上昇しているものの、比較的好調な戸建て市場でも目安の在庫量3、000件を上回ってきたことから今後上に振れるか下に振れるかを見極める必要がありそうです。...

2017年7月 カルガリー不動産市況

7月のカルガリー不動産統計によると、今年前半のカルガリー不動産市場全体では販売が回復したものの、7月は前年比で6%スローダウンしたとの事です。ちなみに1月から7月末までの前年同期比では9%の増加。 CREBプレジデントのDavid Brown氏によると今年はこれまでの販売数は予想を上回っていたものの、本格的な回復には尚時間を要すると述べています。 直近の販売減は増加する新規売り物件(需要)や住宅ローン融資基準の引き締めが、和らぐ需要と相重なり回復を遅らせるであろうとも述べています。   Broker’s Note 6月ころからの新規売り物件(供給)の増加は予想を上回るもので、また年初に比べ低迷している油価の影響かバイヤー(需要)が慎重になりつつあるようで、カルガリー不動産市場全体の減速につながっているようです。 スタイル別では新築供給の止まないアパートメントスタイルの苦戦がめだつ一方、戸建てやAttached部門は比較的堅調であり、また市内ではエリア別に明暗が分かれています。 カルガリー不動産市場全体の前年同月比ベンチマークプライスは1.58%上昇しているものの、比較的好調な戸建て市場でも目安の在庫量3、000件を上回ってきたことから今後上に振れるか下に振れるかを見極める必要がありそうです。...

2017年5月 カルガリー不動産市況

カルガリー不動産協会の統計によると、5月のカルガリー不動産市場は戸建て部門に牽引される形で4か月連続で価格回復傾向にあります。 価格水準が2014年レベルに戻るにはまだしばらく時間がかかると思われるものの、戸建て部門では2015年6月以来初めて前年同月比で1%の価格上昇となりました。販売数の回復が目立つ価格帯は60万ドル以上1ミリオン以下となっており、需給の点でタイトなのがNW,価格の点で最も上昇しているエリアはスプリングバンクやアスペン等のコミュニティが属するWestとなっています。 2世帯住宅やタウンハウス等のAttached部門も、戸建て部門同様需給バランスが整いつつありますが、価格の点ではまだピーク時より4.7%下回っており、また前年同期比でも2%下回っています。 コンドミニアム等のアパートメント部門はカルガリー市の全在庫の30%を占めており、前年同月比で在庫量が11%増を記録、NWを除く全域で在庫が増えています。特にSEやSouthでは増え続ける新築物件の影響を受け在庫の増加が目立ちます。全体の価格の点では前年同月比で2.9%下回っています。   Broker’s note カルガリー不動産市場は戸建て部門に牽引されるものの、5月の戸建て総在庫数は1月から4月までの増加ペースを上回り多少供給過多となるトレンドが見られます。今後需給バランスに注視する必要があります。...

2017年5月 カルガリー不動産市況

カルガリー不動産協会の統計によると、5月のカルガリー不動産市場は戸建て部門に牽引される形で4か月連続で価格回復傾向にあります。 価格水準が2014年レベルに戻るにはまだしばらく時間がかかると思われるものの、戸建て部門では2015年6月以来初めて前年同月比で1%の価格上昇となりました。販売数の回復が目立つ価格帯は60万ドル以上1ミリオン以下となっており、需給の点でタイトなのがNW,価格の点で最も上昇しているエリアはスプリングバンクやアスペン等のコミュニティが属するWestとなっています。 2世帯住宅やタウンハウス等のAttached部門も、戸建て部門同様需給バランスが整いつつありますが、価格の点ではまだピーク時より4.7%下回っており、また前年同期比でも2%下回っています。 コンドミニアム等のアパートメント部門はカルガリー市の全在庫の30%を占めており、前年同月比で在庫量が11%増を記録、NWを除く全域で在庫が増えています。特にSEやSouthでは増え続ける新築物件の影響を受け在庫の増加が目立ちます。全体の価格の点では前年同月比で2.9%下回っています。   Broker’s note カルガリー不動産市場は戸建て部門に牽引されるものの、5月の戸建て総在庫数は1月から4月までの増加ペースを上回り多少供給過多となるトレンドが見られます。今後需給バランスに注視する必要があります。...

2017年3月 カルガリー不動産市況

3月のカルガリー不動産統計によると、カルガリー全体の戸建て部門では新規売り物件が少なく、長期的な平均販売量にたいしてはまだ10%及ばないものの、前年比では改善しているとのことです。 第一四半期のベンチマークでみると、カルガリーのNW、WestおよびEastにおいては前年比で上昇しており特にNWエリアは売り物件数が非常に少なく、3月の販売対在庫数は1:1.63と売り手市場になっています。(1:3程度が需給バランスのとれたマーケット) これに対しアパートメント部門は未だ売り在庫が多く、販売対在庫数で1:6.14と回復が遅れているようです。 全てのエリア・全ての部門で見れば、長期的な販売量にたいして8%下回るものの前年同月比では20%増の1,906戸を記録し回復傾向を示しています。   カルガリー不動産協会3月不動産統計...

2017年3月 カルガリー不動産市況

3月のカルガリー不動産統計によると、カルガリー全体の戸建て部門では新規売り物件が少なく、長期的な平均販売量にたいしてはまだ10%及ばないものの、前年比では改善しているとのことです。 第一四半期のベンチマークでみると、カルガリーのNW、WestおよびEastにおいては前年比で上昇しており特にNWエリアは売り物件数が非常に少なく、3月の販売対在庫数は1:1.63と売り手市場になっています。(1:3程度が需給バランスのとれたマーケット) これに対しアパートメント部門は未だ売り在庫が多く、販売対在庫数で1:6.14と回復が遅れているようです。 全てのエリア・全ての部門で見れば、長期的な販売量にたいして8%下回るものの前年同月比では20%増の1,906戸を記録し回復傾向を示しています。   カルガリー不動産協会3月不動産統計...